自動資産運用の魅力と実力、ウェルスナビの手数料比較

3分でわかるウェルスナビ


ウェルスナビって実際どうなの?

NISA制度が刷新されて、テレビCMでもウェルスナビのような自動資産運用サービスが紹介されています。

ウェルスナビをはじめとする自動資産運用(ちょっと前は、ロボットアドバイザーとか呼んでた)は、AIが分析し、リスク・リターンが最大化するようにポートフォリオを自動的に組み立ててくれるそうです。何かわからないけど、すごいような気がしてきます。

さらに・自動分散 ・自動リバランス ・自動税金繰り延べ とこれさえ買っておけば、資産運用は完結しそうなパッケージで訴えてきます。

ウェルスナビのホワイトペーパーより。わからないけどスゴそう。

 

資産運用は結果がすべて

ウェルスナビは、私たちが自分でオルカンやS&P500を買ったりするのと比べてどれぐらい違うのでしょうか?やはり資産運用は実績・結果を比較して検討したいです。

2016年にウェルスナビのサービスが始まってから、どれぐらい増えたかが公式ホームページに載っていました。

ウェルスナビの運用実績

手数料は日次で控除された結果です。リスク許容度4以上なら約7年半で2倍になっています。

次に、MSCI ACWI(ETF 1544)S&P500(ETF 1547)の同期間のパフォーマンスです。

(eMAXIS Slim シリーズは2018年に設定されているのでデータがないため、同等のETFで比較します。)

 

円建てACWI (ETF 1554)  ※ピンク色は日経平均(参考)

円建てS&P500 (ETF 1547) ※ピンクは日経平均(参考)

結果をパフォーマンスのいい順に並べると

S&P500 (1547):285% (2016年1月ー2023年9月)
ACWI(1544):223% (2016年1月ー2023年9月)

ウェルスナビリスク許容度5:215%

ウェルスナビリスク許容度4:209%

ウェルスナビリスク許容度3:193%

ウェルスナビリスク許容度2:177%

ウェルスナビリスク許容度1:156%

 

どうでしょう?リスク許容度5のウェルスナビはなかなか健闘しているのですが、やはり株式100%の両ファンドには敵いませんでした。

また各リスク許容度の値動きにも注目すると、リスク許容度1はどの時期においても他のリスク許容度のパフォーマンスを上回っていません。大きく下げるときには連れられて下がってしまい、その後の上昇にはついていけていません。これでは、リスク許容度を下げる意味がありません(*_*)

ウェルスナビのグラフもS&P500やACWIと同じような形を描いており、『リスクを最小にしつつ、パフォーマンスを最大化する』ということが、本当にできているのかなぁ?と少し疑問に感じます。

 

やっぱり高い手数料

ウェルスナビを利用するときに気になるのは手数料です。

ウェルスナビの手数料はウェルスナビの取り分(税込み1.1%)とETFの経費(約0.1%)の合計1.2%です。

これは1000万円につき年間12万円ということで、最安水準のインデックスファンドの10倍以上になります。

 

不確実な利益と、確実な不利益

ウェルスナビを使用することで、『リスク(価格変動)を抑えつつ、リターンを最大化できるのか?』という点では、これまでの運用実績から見ると個人的に疑問に感じます。

リスク許容度を1にすると、今回比較したどの資産分配ではどの時点でも『助かった』という場面がなかったです。

今後、ウェルスナビの自動分散・自動リバランスなどの機能によって、オルカンやS&P500の投資信託をそのまま買っているよりよかった!という場面が来るかは未知数です。

ただ、確実に言えることは、そのために支払うコスト(手数料)は、結構高い。

年間60万円(月5万円)を30年にわたって5%の利回りで運用できたとして、支払うべき手数料の累計を計算すると、ウェルスナビには約525万円もの手数料を支払います。

オルカンの信託報酬は30年で27万4000円程度です。

比較したグラフがこちらです。

ウェルスナビとオルカンの手数料比較

30年で500万支払うほどのサービスが受けられるかどうか、慎重に検討することをお勧めします。

なにより、テレビCMやウェブCMを打ったり、各地でセミナーを開くには、莫大な経費が掛かり、その原資はこの手数料だということです。そのぶん見返りがあればいいのですが・・・

今の時点では、ウェルスナビの実力は未知数だけど、確実に高い手数料は支払う必要があるよ。ということが言えると思います。

 

投資の流れが変わる!新NISAの爆発的な普及

新NISA、想像以上に売れています。

eMAXIS Slim オルカン:1134億円

eMAXIS Slim S&P500:717億円

楽天 S&P500 :150億円

SBI V S&P500:136億円

楽天 オルカン:114億円

合計:2251億円

投資信託の売れ行きが半端ない規模に達しています。しかも、その9割が1月9日のたった一日の資金流入です。NISAスタートダッシュの勢いそのものでしょう。

NISAの口座数は去年の9月末現在で1356万口座、現在の口座数は多めに見積もって約2000万口座程度ではないかと考えます。

すべてがNISA口座かどうかはわかりませんが、数日間で1口座あたり平均1万円以上投資されている計算です。

私も一足早く、120万円分のNISAつみたて枠をオルカン等のインデックスファンドで埋めました。

つみたて枠へ投資完了!nisa-de-oku.net

 

職場で投資が話題になることはまだありませんが、みんな知らん顔しながらも、じつはちゃっかり始めているのではないでしょうか?

NISA口座は18歳以上で開設できるので、その対象者は約1億人。2000万口座は5人に1人の計算です。

5人に1人がすでに1万円以上投資していると考えれば、意外とみんな始めてると考えてもあながち外れていないのではないかと思います。

 

みんな買うからと高値掴みにはならない

オルカンの基準価額と総資産

NISAがはじまる前に一部で噂になっていたのは『みんなが買うと、値が上がって高値掴みになる』という話です。

実際どうだったのでしょうか?

オルカンの基準価額の推移と総資産の推移を比べてみると、総資産(背景のグレー)は、1000億円の流入によって、一気に増えたようですが、基準価額(オレンジの線)はそうでもない。

世界の株式の時価総額は100兆ドル以上オルカンが投資対象とする銘柄で80兆ドル以上はあるので、1,000億円の資産流入と言っても0.001%以下なのです。値動きに影響を与えるようなインパクトではありません。安心して好きなタイミングで買いましょう

 

家計資産を世界に投資しよう!

日本の個人家計資産の合計は2000兆円以上あると言われています。もし、1億人がNISAの上限である1800万円まで投資すると1800兆円となり、ほぼすべての家計資産を非課税で投資できる計算です。

もし、これらを世界に投資すれば、日本人は世界の企業からその成長の果実を国内に呼び込むことができます。人口減少の日本社会にあっては、資産を国内にとどめておくだけではジリ貧です。より多くの資産・権益を海外で所有し、他国の成長にあやかりたいです。

現在(2022年末)の日本の対外純資産は418兆円ですから、これを数倍にすることも夢ではありません。将来は投資収入が国のGDPの大きな割合を占めることになるでしょう。

日本人は、マインド変換に時間がかかるが、変わるときは右へ倣えで一気に変わると言われています。ふるさと納税も10年かかりましたが、ここ数年で急速に一般化しました。

今年は新NISA元年ということで、みんなのマインドが変わり始めているように思います。時代の流れに乗り遅れないように、貯蓄から投資への流れに乗っていきたいと思います。

 

 

グローバルX US テック・トップ20 ETF(NISAで億をつくるための欲張り戦略)

『グローバルX US テック・トップ20 ETF』に期待。

私のNISA戦略は『低コストインデックスで守りを固め』、『円建て優良日本株で資産成長と配当を得て』、『テクノロジー新興国で爆益を狙う』とても欲張りな三段構え。一瞬も一生も美しく、今も将来も楽しい投資を心がけています。

最終的にはNISAで億をつくるのが目標なので、少々リスクの高い投資にもチャレンジします!

NISA成長投資枠

 

NISAで買う唯一のETF

「グローバルX US テック・トップ20 ETF」は、NISA口座で買う単独では最も大きい銘柄です。そして唯一のETF

銘柄選択に自信がないけど、低コストで米国のテクノロジー企業に集中投資したい。そんな希望をかなえてくれた、2023年4月に設定された新しいETFです。東証に上場しており銘柄コードは『2244』です。

 

5つのテーマのトップ企業

このETFの面白い所は、単純にNASDAQ市場に上場しているテクノロジー株の上位を選ぶのではなくて、5つのテーマを設定し、それぞれのトップ企業を選定しているという点です。

『自動化(ロボティクス)』クラウド『コンテンツ/プラットフォーム』『eコマース』半導体

どのテーマもスピードの差はあれ、今後数十年にわたって市場そのものが成長していくのではないかと思います。それぞれリーダーとなっている企業に、このETF一つで投資できるのはとても便利です。

 

虎穴に入らずんば虎子を得ず

2244と騰落率の比較

310口@1588円 購入

騰落率を比べてみると、やはり価格変動のリスクは大きい資産クラスだということがわかります。一朝一夕の価格変動に一喜一憂せず、どんと構えて長期保有したいと思っています。

このETF保有コストは0.4125%+経費ですので、インデックスファンドと比べて安くありません。リスクもコストも高い(*_*) NISAで億を狙わないのなら、別にここに投資しなくても、もっと堅実な投資先があると思います。

そこをあえて、この銘柄に大きく投資するのは、そのリスクとコストを越える成長期待に他なりません。

せっかく虎の穴に踏み込んだのですから、虎子を抱えて生きて生還したいです!(^^)!

今後の動向もまた報告したいと思います。

 

新興国株式ファンド eMAXIS Slimの中身とは?

eMAXIS Slim 新興国株式の中身は?

新興国株式に投資してみたい、そんな望みをかなえる投資信託eMAXIS Slim新興国株式です。

皆がオルカンeMAXIS Slim 全世界株式)を買っている中、ポツポツ目立つのは新興国の成長に期待したいから、ちょっぴり新興国のインデックスファンドも宝くじ枠で買っておこう』という人たち。

イメージ的には9割オルカンとかS&P500のインデックスファンドを積み立てていて、1割(数千円~)くらい「eMAXIS Slim新興国株式」を買っている感じです。

『リスクは高いけど、大儲けできるかも!?』というイメージで買っているのではないでしょうか?

では、その中身を見てみましょう。

 

中国・台湾で半分

MSCI エマージングマーケットインデックス 構成国

eMAXIS Slim新興国株式』は『MSCIエマージングマーケットインデックス』という、新興国を対象とした指数をベンチマークにする投資信託です。24の国と地域に投資するのですが、グラフの通り、中国と台湾で約半分、そこにインドと韓国を加えると75%近くになります。このため、中国と台湾の企業の業績がもろに影響します。

これを見て言えるのは、地政学的なリスクがべらぼうに高いということです。

もし、噂されている台湾有事(中国が台湾へ武力侵攻)が起これば、どのようなことになるか想像もできません。(株価は上がるかもしれないし、取引停止(凍結)で無価値になるかも)

新興国全体に投資しているつもりになっていても、実際は「中国と台湾が中心」ということをまず理解しておきたいところです。

 

有名企業+有力銀行が大きな比率を占める

具体的な構成銘柄を確認してみましょう。

eMAXIS Slim 新興国株式 構成銘柄上位

1位:TSMC 5.8%

2位:テンセント 4.0%

3位:サムスン電子 3.4%

4位:アリババ 2.3%

5位:リライアンスインダストリーズ 1.3%

どうでしょうか?有名企業ばかりですね。

TSMCは世界一の半導体製造メーカーです。熊本に工場を建設中で日本とも関係が深いですね。

テンセントは世界最大級のゲーム会社でGoogleAmazonMicrosoftと肩を並べる規模です。

サムスン電子は言わずと知れた世界一の電子製品メーカー、韓国のGDPの2割を占め、企業ブランド力はアジア1位です。

アリババは、アジア最大の電子商取引企業で、リライアンスインダストリーズはエネルギー・小売・デジタルサービスまで手掛けるインド最大のコングロマリット

そして中国建設銀行やICICI銀行、インドの住宅ローン市場を牛耳るHDFCなどの金融業もトップ10に入っています。

このように各国のトップ企業が集結していることで、その収益性は先進国企業に劣ることはないのではないかと思いますが、『爆発的な成長力があるか?』と言われると、既に巨大企業なので、10倍20倍になるのは難しいのかなとも感じます。

 

為替の影響を侮るな!

eMAXIS Slim 新興国株式は為替ヘッジをしていません。そのため為替変動の影響を大きく受けますが、それは見慣れたドル円市場ではありません。

eMAXIS Slim 新興国株式の為替比率

香港ドルニュー台湾ドル、インドルピー、韓国ウォンなどの影響が大きく、全体の半分以上です。(アメリカドルは6.9%しかありません)

ここ5年為替変動を確認すると、

香港ドル

香港ドル


ニュー台湾ドル

ニュー台湾ドル

インドルピー

インドルピー

韓国ウォン

韓国ウォン

為替変動の大きさを感じることができます。これらが複合的に影響するので、10年後どうなっているかを予想することはまず無理です。為替変動の影響が10%、20%とかではなく、50%、100%のオーダーで基準価額に影響を与えるとしても何ら不思議ではありません。

まとめ

eMAXIS Slim新興国株式は、先進国以外の超巨大企業に投資する投資信託である。ということが言えると思います。そのため、『宝くじ枠』というほど、驚異的な成長を期待するのは少し違うのかなと思います。

しかし、新興国が経済発展していく中で、これらの企業がリーダーとなって行くのではないかと思います。その面で先進国を基盤とする他の巨大企業と比較するとアドバンテージがあるのではないかと思います。

リスクとしては、地政学的リスクと為替リスクを十分理解しておくことです。特に中国・台湾が全体の半分を占めるため、両者の関係には常に注意を払う必要があります。

また、為替についてもドル以外の通貨について気を配る必要があるかと思います。

 

リスクと成長への期待とのバランスを見た時に、ここに大きく投資するのは少し躊躇してしまいます。ただ、投資先の企業は先進国企業に引けを取らない優良企業だと思いますし、先進国の成熟企業よりも成長期待が高いのは確かです。アクセントとして買ってみるのは投資の視野を広めるうえで楽しいかなと感じます。私は月5,000円を積み立てています。

『宝くじ』としてではなく、『対抗枠』として買うのが正しい投資姿勢だと感じました。

 

インデックスファンドのコストとは?(目論見書に書かれたコストの意味)

インデックスファンドのコストはここを見て確認!

インデックスファンドを購入するときに最も大切なことは、いかに低コストで運用できるかということです。目論見書や運用報告書に記載されたコスト項目の意味をしっかり確認しておきましょう。

目論見書に記載されている主な手数料

最初に確認すべきはやはり『目論見書』になります。

目論見書に書かれている手数料項目は以下の通り。

信託報酬率

もっとも影響が大きい項目です。原則的に安ければ安いほどいいです。信託報酬率は毎日計算され、毎日、ファンドに支払わなければなりません。(ファンドの総資産から除かれて、基準価額が計算されます)

長期的に見て一番支払う項目でしょう。しかも、運用期間が長いほど・資産規模が大きいほど払う額が多くなるので、長期投資をする上では、0.数パーセントの違いが、数十万、数百万の違いになってしまうことも。

まずは、この項目を確認して、その他の投資信託と比較して十分に最低水準であるかチェックすることが重要です。

購入時手数料

低コストインデックスファンドを購入するなら、購入手数料は『なし』が原則です。

購入時に数%の手数料を取るような商品は、そもそも検討に値しません。

今は、ほとんどの商品がそうなっていると思いますが、念のため確認しておきましょう。

信託財産留保額

信託財産留保額はそこまで神経質に気にする必要はない費用です。

これは、ファンドの解約時(投資信託を売却したとき)に取られる手数料なのですが、ファンドを売却するということは、運用側にとって売買費用が発生します。

その費用をだれが負担するかというと、信託財産留保額がない場合、ファンド全体で負担しなければなりません。つまり、誰かが投資信託を解約したら、その手数料を自分も払わないといけないということです。そうしてほんのわずかですが、総資産が減るので運用効率も悪化します。

信託財産留保額が設定されていると、その分の手数料は解約した人が支払います。なので、ファンドを持っているだけの自分への影響が小さくなるということです。

なので、投資信託保有している間は、信託財産留保額が設定されていて、解約する人にだけ手数料が発生するファンドの方が有利です。

ただ、問題なのは『自分もいつか解約しなければいけない』ということ。その時に信託財産留保額を控除されます。

ファンドの売買にかかわる手数料を『毎日ちょっとづつ払う』か『解約時にまとめて払うか』の違いです。

 

運用報告書に記載されている手数料

総経費率(参考情報)

見落としがちなのは、総経費率です。毎年発行される投資信託の運用報告書を見るとそこに書いてありますが、目論見書には書いてある場合と無い場合があります。

※2024年の4月から目論見書にも記載されることが決まっています。

総経費率は、信託報酬の他にかかる費用(監査費用や売買委託費などの事務コスト)すべてをひっくるめて、どれだけ経費が掛かったか?がまとめられています。

運用にかかる事務コストはそのたびに変わるので、毎年変わります。いわば、その年の成績表です。

これを確認し、信託報酬+どれぐらいの費用が掛かったか をチェックすることで、どれだけ効率的な運用が行われているかわかります。

信託報酬がファンドの利益なので、原価の部分はどれだけかかったのか?を確認することができます。当然、総経費率は小さければ小さいほどいい。

オルカンより雪だるまの方が安い!?

総経費率で比較する癖をつけると、ファンドの実力がわかります。

ここでオルカン(eMAXIS Slim オールカントリー)とSBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)を比較してみましょう。

 

eMAXIS Slim(オールカントリー)の総経費率 0.15%

 

SBI全世界株式(雪だるま)の総経費率 0.11%

 

どうでしょうか?驚くことにオルカンより雪だるまの方が約25%も総経費が安い(0.11%/0.15%)

オルカンと雪だるまは連動する指数や運用方式も違うので、厳密に同じファンドではないですが、全世界株式に投資しようとすると必ず比較に上がる商品です。オルカンの方が圧倒的に人気があるので、圧倒的に安いかと思いきや、直近1年間の運用報告書を見ると、雪だるまに軍配が上がります。

※なお、eMAXIS Slim(オールカントリー)は、この後、信託報酬の変更(引き下げ)を行ったので、来年の結果は逆転しているかもしれません。

 

まとめ

このように、一見同じように見えるファンドも手数料を比べると意外に違うということがあります。インデックスファンドを購入する際は、まず目論見書をみて、信託報酬が十分安いこと、販売手数料が「ゼロ」であることをチェックします。

そして、総経費率を比較してファンドが効率的に運用が出来ているか確認しましょう。信託報酬は安くても、運用効率が悪くて総経費がやたら高いと問題です。

総経費率は毎年変わります。運用資産が大きくなれば運用効率もよくなっていくのが通常ですので、いつまでたっても『売れてない』『総経費が高い』と感じる商品なら、別の商品へ乗り換えることも検討できるでしょう。

 

積立の効果を検証:毎日積立と毎月積立の違い

インデックス投資の積立頻度、毎日と毎月でどれだけ結果が変わる?

0.数パーセントの信託報酬を比較するようになると、こういう細かいところが非常に気になってきます。

〇もしや、毎月積立⇒毎日積み立てに変えるだけで、将来すごく差があるんではないか!?そんな不安に駆られるのではないでしょうか。

 

結論:安心してください。変わりませんよ。(そんなに)

15年間(2007年11月末~2022年11月末)に、全世界株式に毎営業日or毎月末でつみたてた結果を、三菱UFJアセットマネジメントが試算してくれています。

毎日(毎営業日)つみたて:165.25%

毎月(月末)つみたて:165.17%

※毎月10万円、NISA限度額の1800万円まで積み立てたとすると、4775万円と4773万円となりました。(その差は0.08% 約2万円)

 

これはあくまで、全世界株式に2007年から15年間積立で比較したら。ということで、すべての場合に当てはまるとは限りませんが、『毎日つみたて』・『毎月つみたて』どっちにしよう?と真剣に悩むこと必要はないかなと思います。

 

クレジットカード決済というワイルドカード

現金でつみたてるならば、毎日でも毎月でも、お好きな方をお選びください。となるわけですが、近年登場したクレジットカードで投資信託が買える!というサービスがあります。

これは、クレジットカードで0.5~1.1%ぐらいポイント還元が受けられる画期的なものです。中には『クレカのポイントなんておまけみたいなもの』という人もいますが、ガメツイ私は軽視できない。

 

では、還元率1%として、その1%を投信購入に充てた場合のシミュレーションをしてみましょう。

~条件~年率5% 毎月5万円つみたてを30年間。元本は1800万円 ポイントで同じ投資信託を追加購入したとき。

現金の場合⇒¥41,612,932

クレカの場合⇒¥42,029,061

差額:41万6129円

ポイントとして還元されるのは合計18万ポイントなので、それもそこそこ大きいですが、やはり運用で資産が増えると『資産全体の1%相当』になってくるので、運用期間が長くなれば違いが大きくなります。

 

『毎日つみたてor毎月つみたて』で悩む以前に、クレジットカードで積み立てができるかどうか確認してみましょう。

SBI証券では三井住友カードで還元率5~0.5%

楽天証券楽天カードの0.5%

マネックス証券マネックスカードで1.1%

auカブコム証券はauPAYカードで1%

というのが、有名どころではあります。

クレジットカードは『毎月つみたて』になってしまうので、毎日つみたての方が、運用結果が有利な場合は非常に悩むことになりますが、幸いなことに、毎月でも毎日でもさほど運用成果に影響しないということですので、安心してクレジット決済を選択できます。

 

現在(2024年1月)では、ほとんどの証券会社で上限が毎月5万円までに制限されていますが、法改正により10万円まで拡大することが見込まれています。

NISAもはじまり、各社顧客争奪をめぐってクレジットカードの還元率も競争材料になってくるかもしれません。よくアンテナを張って見守りたいですね。

 

ニッセイNASDAQ100でコツコツ投資: 手数料安い世界最強指数へのアクセス

最強指数NASDAQ100とはいかなるものか?

現代の最強指数と言われるNASDAQ100その実態はどういうものなのでしょうか?

NASDAQ市場というのは、世界最大の新興銘柄向けの株式市場として開設され、比較的若く、成長力を秘めた企業が多く上場しています。

NASDAQ上場の企業は近年大きく成長し、NYSE(ニューヨーク証券取引所)と肩を並べるアメリカ第二の株式市場となっています。

NASDAQ100指数は、NASDAQ市場に上場する金融銘柄を除く時価総額上位100位までの時価総額加重平均で算出される指数です。(ナスダック総合指数とちょっと違います)

ひとつ勘違いされるのは、NASDAQ100指数選定銘柄は、ハイテク銘柄に限られるわけではなく、コストコペプシコのような小売や食品メーカーもいますし、さらには米国株以外も含まれます。

例えば、世界最大の半導体製造装置企業であるASML(オランダ)や、メガファーマの一角、アストラゼネカ(イギリス)もNASDAQ100の構成銘柄です。

米国企業に限られるS&P500指数の大きな違いと言えるでしょう。

すなわち、世界の成長銘柄が集う、NASDAQ市場の勝ち組銘柄を集めた指数ということです。

まさに最強のはずなのに、2023年末から大きく下がっております。このように大きく下げる場面もあることも特徴の一つです。

NASDAQ100 2023年12月28日⇒2024年1月4日

2023年末から2024年にかけては、上述の通り大きく下落していますが、1995年から見てみると、3,530%、約35倍になっています。(同期間のS&P500は約9倍)

NASDAQ100 1995年から2024年

NASDAQ100の将来性

今後の世界経済をどのような企業がけん引していくのか、断言することはできませんが、NASDAQ100の上位を占める世界のIT企業(AppleAmazonMicrosoftGoogle等)NVIDIAAMD・ASMLなどの半導体関連企業が大きな役割を果たしていくのではないかと思っています。

仮に、これらの企業が失速してしまったとしてもNASDAQ100には、その他の製造業、通信関連企業など他業種も多く選定されているので、そのいずれかが大きく成長してくれることでしょう。その場合にも自然と銘柄入れ替えが行われ、リバランスしてくれるので楽ちんです。

 

日本から簡単にNASDAQ100に投資できる!

NASDAQ100指数には、日本から投資信託を使うことで簡単に投資できます。

私は、クレジットカード積立で毎月2万円『ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド』をNISA口座で購入していきます。

ニッセイNASDAQ100

目論見書の表紙は非常に地味ですが、信託報酬率が0.2035%とNASDAQ100指数インデックスとしては最安水準です。

NASDAQ100に連動する投資信託たち

おや?ペイペイ投信の方が若干ですが信託報酬がお安いですね。

しかし、私があえてニッセイを選んだのには理由があります。

まずニッセイの方が資産規模が10倍ほど大きくて効率的な運用が出来ていると考えられること。そしてその結果、運用全体でかかった経費(総経費)で比較すると、現在のところ圧倒的にニッセイの方が安いのです。

ニッセイ0.26%ペイペイ0.88%

ニッセイ 総経費率は0.26%♡

ペイペイ投信 総経費率は0.88% ('Д')

世界最強の指数に日本最安の手数料水準で投資できる『ニッセイNASDAQ100』は、NISAで投資するに値する銘柄だと判断しました。

NASDAQ100はボラティリティ(価格変動)が、大きいので一気に買わず、クレジットカードで毎月コツコツと定額を積み立てていきたいと思っています。