弱気相場とは長い下り坂のようなもの
自転車で下り坂に差し掛かったらどうするか?
ペダルをこがずに、風を切って進みます。大変気持ちの良いものです。
重力に任せて坂を下っていくのは、苦しいことではありません。
下落相場との付き合い方も同じく「何もせず進む」が基本ですよね。
8月に入って突然の下落で、パニック売りしたり、反対に「バーゲンセールだ!」と買い煽ったりありますが、何にもする必要はない。
下がるがままに身を任せましょう!
余裕があれば、坂の途中で少しペダルを漕いでみても良いかもしれません。下りが加速します⊙﹏⊙
少しドキドキしますが、次の上り坂では、より高くまで昇れます。
スピードの出し過ぎで転んでしまったら、どうしようもありませんので調子に乗らないこと(^~^;)ゞ
売られることに合理的な理由はない
売られるときには良い悪い関係なく株も債券もゴールドも暗号資産も何もかも売られます。
そのわけは信用取引で買っていた人は、不本意でも決済しないといけないし、追証が出たら払わないといけないので、手元に資金を確保するために、何でもかんでも売り払うわけです。
お金がなくて、家財道具をメルカリで売るのと似ています。
色んな人が株価を分析していますが、まだEPSとかPERとかだのファンダメンタルズ的には『割安』の水準までは下がっておらず、フェアバリューと言える値段まで落ち着いただけのようです。ここからさらに下がるなら、もはや「調整」ではなく「暴落」「弱気相場」でしょう。
先月まで夏枯れ相場だなーとか言ってたのに、この夏はドラスティックな展開になりそうです。