長期投資戦略のインデックス投資家がやるべき唯一のこと
インデックス投資家は、暴落する相場で特にやることはないんですが、一つだけやっておいたほうがいいことがあります。
それは、【古い投資信託の更新】です。
投資信託はどんどん新しい商品が発売されるため、過去の商品は信託報酬が高かったり現在の目線で見るとベストな商品ではない場合があります。
一番わかり易いのはe-MAXISとe-MAXIS Slimの違いでしょう。
新しい商品であるSlimシリーズは完全な上位互換であり、コストが抑えられた今日本で一番売れている投信シリーズですが、以前からあった通常のe-MAXISはコストが高いままです。
以前通常の方を買ってたとか、間違えて買ってしまったという人が、Slimのほうに乗り換えたいと思っても、すでに利益が出ている場合には税金を払わないといけないので、不満に思いながらも持ち続けていたということがあると思います。
相場が下げている今こそがチャンスのときです。
古い投資信託を売って、上位互換の投資信託を同時に買い直しましょう。
やり方は、同日に売り注文と買い注文を同額出すだけです。
含み損になっていればなおのこと良し。含み損の商品を売却しても、あなたの資産は一円も減りません。
同じような投資信託をいくつも持っているのなら、この機会に一つにまとめてもいいかもしれません。ポートフォリオがスッキリします。
このような作業は、弱気相場の中でしかできません。なぜなら利益があれば課税される。その一点です。
いまこそ、古臭くなった投資信託を処分し、ポートフォリオの新陳代謝を図りましょう!