最強指数NASDAQ100とはいかなるものか?
現代の最強指数と言われるNASDAQ100その実態はどういうものなのでしょうか?
NASDAQ市場というのは、世界最大の新興銘柄向けの株式市場として開設され、比較的若く、成長力を秘めた企業が多く上場しています。
NASDAQ上場の企業は近年大きく成長し、NYSE(ニューヨーク証券取引所)と肩を並べるアメリカ第二の株式市場となっています。
NASDAQ100指数は、NASDAQ市場に上場する金融銘柄を除く時価総額上位100位までの時価総額加重平均で算出される指数です。(ナスダック総合指数とちょっと違います)
ひとつ勘違いされるのは、NASDAQ100指数選定銘柄は、ハイテク銘柄に限られるわけではなく、コストコやペプシコのような小売や食品メーカーもいますし、さらには米国株以外も含まれます。
例えば、世界最大の半導体製造装置企業であるASML(オランダ)や、メガファーマの一角、アストラゼネカ(イギリス)もNASDAQ100の構成銘柄です。
米国企業に限られるS&P500指数の大きな違いと言えるでしょう。
すなわち、世界の成長銘柄が集う、NASDAQ市場の勝ち組銘柄を集めた指数ということです。
まさに最強のはずなのに、2023年末から大きく下がっております。このように大きく下げる場面もあることも特徴の一つです。
2023年末から2024年にかけては、上述の通り大きく下落していますが、1995年から見てみると、3,530%、約35倍になっています。(同期間のS&P500は約9倍)
NASDAQ100の将来性
今後の世界経済をどのような企業がけん引していくのか、断言することはできませんが、NASDAQ100の上位を占める世界のIT企業(Apple・Amazon・Microsoft・Google等)やNVIDIA・AMD・ASMLなどの半導体関連企業が大きな役割を果たしていくのではないかと思っています。
仮に、これらの企業が失速してしまったとしてもNASDAQ100には、その他の製造業、通信関連企業など他業種も多く選定されているので、そのいずれかが大きく成長してくれることでしょう。その場合にも自然と銘柄入れ替えが行われ、リバランスしてくれるので楽ちんです。
日本から簡単にNASDAQ100に投資できる!
NASDAQ100指数には、日本から投資信託を使うことで簡単に投資できます。
私は、クレジットカード積立で毎月2万円『ニッセイ-<購入・換金手数料なし>ニッセイNASDAQ100インデックスファンド』をNISA口座で購入していきます。
目論見書の表紙は非常に地味ですが、信託報酬率が0.2035%とNASDAQ100指数インデックスとしては最安水準です。
おや?ペイペイ投信の方が若干ですが信託報酬がお安いですね。
しかし、私があえてニッセイを選んだのには理由があります。
まずニッセイの方が資産規模が10倍ほど大きくて効率的な運用が出来ていると考えられること。そしてその結果、運用全体でかかった経費(総経費)で比較すると、現在のところ圧倒的にニッセイの方が安いのです。
ニッセイ0.26%<ペイペイ0.88%
世界最強の指数に日本最安の手数料水準で投資できる『ニッセイNASDAQ100』は、NISAで投資するに値する銘柄だと判断しました。
NASDAQ100はボラティリティ(価格変動)が、大きいので一気に買わず、クレジットカードで毎月コツコツと定額を積み立てていきたいと思っています。