日本製鉄:安定的な経営基盤と世界をリードする最善の製鉄企業

NISA‐成長投資枠の半分(120万円分)は、日本株で運用します。

厳選した投資先の5大老(三菱UFJ三井物産INPEX・日本製鉄・電源開発)の一つ、日本製鉄のご紹介。

(投資額は年間12万円)

 

老舗の鉄鋼会社

日本製鉄は、戦前の日本を支えた八幡製鉄所の流れをくむ、日本最大の製鉄会社。グローバルに展開する現在世界4位の鉄鋼メーカーです。

特に新たな材料技術やエコロジカルな製造プロセスの開発に力を入れ、自動車産業などに必要とされる高級鋼板を得意とするなど、世界で競争優位を確保するための重要な要素を持っています。

日本製鉄

安定的な経営基盤と業界内での地位

日本には3大高炉メーカー(日本製鉄・JFE神戸製鋼)がありますが、やはり日本製鉄は圧倒的です。

しかも2023年年末の時点で、PBR0.64倍、予想PER6.61倍 配当利回り4.64%と非常に割安に放置されています。

財務基盤も安定していて、業界を驚かせた約2兆円でのUSスチールの買収費用をすべて有利子負債で調達してもDEレシオは1を上回らない。

 

アメリカでのUSスチールの買収に加え、成長市場のインドでも同業のアミセロール・ミッタルと合弁会社を作るなど、海外戦略に優れ、世界各国の市場に製品を提供しており、これが地域によるリスク分散や新興市場でのチャンスをもたらしています。

鉄鋼業は景気サイクルの影響を受けやすいと言われますが、財務が安定し、割安で高配当な日本製鉄への投資は、短期的な波に左右されることなく、長期的な視点でとても有効じゃないかと判断しました。

 

製鉄業はCO2の排出量が多いので、環境への取り組みが大きな課題です。

いかに早く、クリーンな方法で高級鋼を生産できる技術を手に入れられるかが、今後の成長に関わる大きな要素で、国もその技術開発を支援しています。

他社に先駆けて、次世代の製鉄技術を手にすることが出来れば、大きな飛躍が期待できます。

いち早く、環境適合した製鉄技術を確立し、中国勢を抜いて“世界をリードする最善の製鉄企業”に成長してほしいです。